「泊鉈」の制作工程の一部を見学しました!

富山県朝日町 唯一の鍛冶屋 大久保さんにお会いしてきました。
御年88歳。15歳で弟子入りし25歳で独立されたそうで、実に70年以上も鍛冶屋一筋の大ベテランです。そんな大久保さんが作る鎌や鍬などの農工具は、丈夫で使いやすいと評判で、朝日町内はもちろん全国にファンがいらっしゃいます。
泊鉈今回は、「泊鉈」の制作工程の一部を見学させていただくことができました。
先端の突起が特徴のこの鉈は、トンビ鉈とも呼ばれ、刃こぼれ防止や山仕事での使い勝手を考えこの形になったそうです。

泊鉈炉で熱した地金と鋼を貼り合わせ、ハンマーで叩きながら接着させます。ハンマーを力強く振り下ろす度、真っ赤な火花が飛び散る様は、見ていてとても迫力がありました。さらに冷めた鉄を炉で熱しては叩きの工程を、何度も繰り返しながら形を作っていきます。

泊鉈こうして、美しい曲線を描く鉈ができあがりました。元は四角い鉄の塊だったなんて、とても思えません!
昔は朝日町にも沢山の鍛冶屋があったそうです。しかし、時代の流れとともに徐々にその数は減り、今では大久保さんの1軒のみに。この貴重な技術と鍛冶文化を残すために、何かできることはないのか。考えていきたいと思いました。

泊鉈大久保さんありがとうございました。

■以下でも農鍛冶職人 大久保さんの記事があります
あさひ暮らし旅〈朝日町観光協会 公式 観光情報サイト)